なでしこリーグ Div1 第11節
東京電力マリーゼ 3×3 TASAKIペルーレFC
得点者:大石(26分)鮫島(48分)本間(62分)丸山(75分)阪口(82分)山本(89分)
場所:等々力陸上競技場 KO 13:00
天候:曇り時々小雨 弱風
台風の影響で朝方激しい雨が降っていた関東地方ですが、ゲーム開始前には雨もあがり、たくさんの観客(ほとんどがマリーゼの応援団)が入って、13:00にマリーゼのキックオフでゲームが開始されました。
ペルーレは、立ち上りから何回かコーナーキックのチャンスを得ますが、ゴールを挙げるまでにはいたりません。
7分、ペルーレは、右サイドを突破した甲斐選手が中央へ折り返し、中岡選手がミドルシュートを放ちますが、これはゴールの上へ外れます。
11分、マリーゼは右サイドからゴール前にクロスを上げますがこれはペルーレDFがクリアします。
19分、ペルーレは、左サイドでDFからボールを奪った大石選手が中央へ入れたボールをマリーゼDFがクリアし、そのこぼれ玉を新甫選手がミドルシュートを放ちますがGK増田選手がガッチリキャッチします。
24分、ペルーレは、左サイドを突破した佐野選手のクロスがGKからこぼれたところを大谷選手がシュートを放ちますがこれはゴール枠に飛びません。
28分、ペルーレは、右サイドを突破した甲斐選手が中央へ折り返し、大谷選手がシュートを放ちますが、GK増田選手が辛うじてはじきますが、そのこぼれ玉を大石選手が押し込みます。GOOOOOOOAL!大石選手の2試合連続ゴールでペルーレが先制します。それにしても、前節に続き大石選手が大活躍です。
35分、ペルーレの大谷選手が左サイドを抜けて中央へ折り返すと、GKとDFの前を抜けて、新甫選手がファーサイドでシュートを放ちますが、これはマリーゼDF陣が体を投げ出してブロックします。
43分、ペルーレの山本選手がDFの裏に抜けてGKと1対1となり倒れこみながらシュートを放ちますが、これは惜しくも左ゴールポストに当たり跳ね返ります。決定的なチャンスでしたが、惜しくもゴールなりませんでした。
このまま、前半を終わります。前半は、中盤でペルーレがボールを支配して再三サイド攻撃を見せて、シュートを11本放ちますが、1点にとどまりました。これが、その後のゲームを分からなくしてしまったように思います。
後半開始と同時に、ペルーレは、大石選手に代えて阪口選手を投入します。阪口選手は前目の位置でプレーします。
後半開始直後の48分、マリーゼは、右サイドの河田選手から逆サイドのフリーの鮫島選手に渡り、鮫島選手が豪快にゴールネットを揺らします。GOOOOOOOAL!マリーゼは同点に追いつくとともに、スタジアムの声援をバックに勢いもつけます。
14分には、逆にペルーレが右サイドから甲斐選手がアーリークロスを挙げると、ゴール前で阪口選手がヒールキックシュートを放ちますが、これはGK正面でした。それにしても、阪口選手のプレーはあっと驚かされることが多いです。
しかし、勢いに乗ったマリーゼの攻撃は緩むことなく、62分、左サイド奥で得たスローインから、丸山選手が中央へ挙げると本間選手がヘディングでゴールへ流し込みます。GOOOOOOOAL!ついに、マリーゼが逆転します。
これで、ペルーレが前掛りになりますが、中盤でボールを奪われることが多くなかなか攻撃の形が作れません。攻撃の活性化のために、ペルーレは、70分にMFの白鳥選手に代わってFWの鈴木選手を投入します。
しかし、逆に、75分にマリーゼは、カウンターから、右サイドを駆け上がった五十嵐選手が中央へ折り返すと、中央の河田選手を経由して左サイドの丸山選手がボールを受けます。丸山選手はDFを切り返しでかわして、GKの脇を抜くシュートを放ちます。ペルーレDF陣も2人クリアに滑り込みますが間に合わずボールはゴールに転がり込みます。GOOOOOOOAL!丸山選手の技ありのテクニックで突き放します。
ペルーレは、前掛りの隙をつかれ典型的なカウンターを喰らって、負けパターンに陥ってしまいました。
しかし、ペルーレの選手たちは諦めることなく、マリーゼゴールに襲い掛かります。
残り時間10分をきった82分、ペルーレは、山本選手のパスを左サイドで受けた鈴木選手が、中央へ入れるとファーサイドの大谷選手がシュートを放ちます、このこぼれ玉を阪口選手が冷静にGKの居ないところを狙ってゴールへ流し込みます。GOOOOOOOAL!阪口選手が、ゴールの中のボールをすぐに拾ってセンターサークルへ走ります。ペルーレの何とか追いつき追い越そうとする気持ちが現れた場面です。
残り時間もいよいよなくなってきた88分、ペナルティエリアの少し外からペルーレの中岡選手がシュートを放ちますが、惜しくもゴールの左へ外れます。
マリーゼも、ボールを奪うと、相手陣内のコーナーでボールをキープする時間稼ぎをやってきて、勝利執念を見せます。
ロスタイムに入りワンプレー、ワンプレー切れるごとにいつゲームセットのホイッスルが鳴るかマリーゼファンが期待する中、ゴール正面30メートル以上はなれたところで、ペルーレの選手が倒されフリーキックのチャンスを得ます。ペルーレは素早いリスタートで、ゴール前へ迫り、シュート!と言うタイミングでレフェリーのホイッスルが激しくなります。FKのやり直しを命じられます。これが本当にラストワンプレーになります。直接狙うには遠い距離で、ボールの前に立った山本選手にキャプテンの磯崎選手がなにやら耳打ちをして離れます。ペルーレは、ほぼ全員の選手がゴール前に上がります。とにかく、ゴール前に上げて誰かが触ればというフリーキックが蹴られると誰もが思い、息を呑んで見守ります。そして、山本選手が放ったボールは、誰が触ることもなく直接ゴールネット揺らします。GOOOOOOOAL!なんと、遠い距離にもかかわらず直接狙ってきました。ひょっとして磯崎選手の耳打ちはこれだったのでしょうか。ペルーレは、本当に土壇場で同点に追いつきます。
ゲーム再開後のワンプレーでゲームセットのホイッスルが鳴ります。
劇的なゴールで、ドローになりましたが、両チームとも痛恨のドローとなりました。
マリーゼは、残留に向けて、惜しかった勝点3が終了直前で手から滑り落ちてしまいました。後半戦はまだ勝点が一つも挙げられていなかったので、本当に欲しかった勝点3だったと思います。
対するペルーレも、逆転優勝に向けて引き分けすら許されない状況で、下位チーム相手にドローを喫してしまい、ベレーザが今日勝ったことにより自力優勝がなくなりました。
何とも、表現しがたい疲労感が残ってしまったゲームでした。終了間際の山本選手のゴールは本当にファンタスティックなゴールでした。しかし、素直に喜べない自分をどの様に表現していいか分かりません。
ただ、ペルーレの選手達の最後まで諦めない姿勢を充分に見せてくれました。この気持ちを忘れずに次に向かってほしいと思います。
今日のゲームを引きずっているわけには行きません。次節はすぐにやってきます。私も気持ちを切り替えて、次のゲームで声援を送りたいと思います。
テーマ:★☆女子サッカー☆★ - ジャンル:スポーツ
なでしこリーグDiv1第11節 結果
日テレ・ベレーザ 3×0 浦和レッズレディース
東京電力マリーゼ 3×3 TASAKIペルーレ
スペランツァFC高槻 1×2 岡山湯郷ベル
伊賀FCくノ一 0×0 INACレオネッサ
ベレーザvs浦和の首位決戦は、ベレーザが快勝しました。これで、ベレーザと浦和の勝点差が6となり、ベレーザが優勝に向けて一歩先に出ました。
マリーゼvsペルーレは、ペルーレが先制するも、マリーゼが逆転し、ロスタイムにペルーレが追いつくといった激しいゲームでした。ただ、どちらにとっても痛恨のドローだったと思います。マリーゼは、ロスタイムで勝点2をとりそこね、ペルーレは、優勝に向けて引き分けすら許されない状況での引き分けなので、くやしいドローだったと思います。このゲームは、あとでゲームレポートします。
FC高槻vs湯郷ベルは、終了間際のゴールで湯郷が勝利を挙げたようです。
くノ一とINACは両チームとも譲らずスコアレスドローになりました。
この結果、ベレーザが2位に勝点差6つけて優位になりました。下位は相変わらず混戦ですが、プレーオフの上位下位グループが見えてきたように思えます。
【Div1順位(第11節終了)】
勝点 得失点差
1.日テレベレーザ 29 +32
2.浦和レッズレディース 23 +9
3.TASAKIペルーレ 21 +9
4.岡山湯郷ベル 17 0
5.伊賀FCくノ一 10 −12
6.スペランツァFC高槻 8 −11
7.東京電力マリーゼ 7 −12
8.INACレオネッサ 7 −13
テーマ:★☆女子サッカー☆★ - ジャンル:スポーツ
試合終了
東京電力マリーゼ 3×3 TASAKIペルーレ
得点者
大石(28分)
鮫島(48分)
本間(62分)
丸山(75分)
阪口(82分)
山本(89分)
